2008/07/08

Tri Nations 2008 New Zealand vs South Africa #1

遂に今年の Tri Nations が始まった。
今年の Tri Nations は
  • 各国 3戦ずつ対戦
  • ルールは Super14 のルール+モールを崩して良い+ラインアウトの人数非制限
といった特徴。
下馬評としては昨年 W杯を制した南アが有利。
しかし開幕 2戦がアウェイでの NZ 戦というところがネック。
NZ は主将リッチー・マコウが足首の怪我で欠場するという状況。
オーストラリアは新監督ロビー・ディーンズの元で復調できるかが見ものである。

さて初戦は南ア対 NZ。
戦前の予想は南アが有利だったが NZ の勝利に終わった。
南アのハイパントやチップキックがことごとく NZ に入り、
南アは攻撃のチャンスを自分たちで潰していた。
NZ は SO ダン・カーターのキックでテリトリーで優位に立ち、
PG で確実に加点していた。

このゲーム注目されたのが BLACKS の 2FE (second five eighth) マア・ノヌーと
BOKs のキャプテン inside CTB の ジャン・デヴィリアスの 12番対決。
現在絶好調のこの二人だが、このゲームでも活躍していた。
デヴィリアスは Big Tackle を何度も決め、
Super Star WTB ブライアン・ハバナの Beautiful Try も演出した。
しかしノヌーも負けずにラインアウトからデヴィリアスを Break して Big Gain。
それが Try につながった。

南アではほかにいい動きを見せていたのが outside CTB のエイドリアン・ジェイコブス。
ディフェンス・オフェンスで渋い活躍をしていた。
また FL スカルク・バーガーも激しいプレーをしていた。
途中出場したフランソア・ステインの超ロング ドロップゴール (推定60m強)は
角度は完璧だったものの、あと 50 cm 程足りなかった。
本当に惜しかった。。
あれが 2、3本に 1本入るようになると相手にとって本当に脅威になるな。
南アはスクラムはやはり厳しく、かなり押されていた。
ていうか NZ スクラム強すぎ。。

NZ はまずミスが非常に少ない。
ボールとの友情度が高すぎるw
このゲーム特に前半はかなりの大雨が降っていたのだけれども、
ミスをするのは終始南アの選手が多くて NZ の攻撃はフェーズがかなり重なった。
あれはすごい。

プレーヤはノヌーの他には LO アリ・ウィリアムズが大活躍。
何日か前まで怪我で練習できなかったようには思えない。
またカーターが凄い。
パスが上手い。キックが上手い。
世界最高峰の SO であることを再確認した。


Tri Nations は Super14 での ELVs、
ざっくり言うとブレイクダウンでの反則が FK になるルールだ。
このルールは本当にゲームスピードが速くなっており、
SO ブッチ・ジェームズをはじめ
今シーズン北半球でプレーをしていた選手たちは慣れるのが非常にきついだろう。
第 2戦も同じカードが NZ のホームで行われる。
南アのデヴィリアス新監督はどう修正してくるだろうか。
その手腕が問われるところである。


それにしてもこの BIG GAME に関わらず
NZ の Westpac Stadium は雨とはいえ、かなり空席が目立った。
W杯での敗戦、そしてその責任を取らなかったヘンリー監督への不信感から
NZ での Union の人気がかなり落ちているようだけれども、
それが垣間見えるような寂しい風景だった。

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